臭気測定業務従事者(olfactory-measurement-operators)
臭気測定業務従事者とは、様々なにおいを嗅ぎ分ける専門職種従事者の事をいいます。
においは異なる物質同士が混ざり合う事で発生しています。
物質によりにおいの濃さや強さが異なるため、機械だけで正確に診断をする事は
極めて困難であるといわれています。
こうした中で世界的にも人間の嗅覚による調査が行なわれており、日本においても
昭和40年代より「三点比較式臭袋法」という方法を用いてにおいの測定が
行なわれてきました。
においは非常にデリケートであり、そのにおいを嗅ぎ分ける作業は嗅覚を敏感に
研ぎ澄まし判断しなければなりませんので豊富な経験が必要です。
においを嗅ぎ分けるスペシャリスト、それが「臭気測定業務従事者」なのです。
「臭気測定業務従事者になるためには?」
臭気測定業務従事者になるためには、社団法人 におい・かおり環境協会が行なう
「臭気判定士試験(筆記試験)」及び「嗅覚検査(実技試験)」に合格し、申請により
専門家としての免状を授与しなければなりません。
免状の有効期限は5年間と設定されており、期限1ヶ月前までに嗅覚検査を受検し
合格の上で更新手続きを行なわなければ資格が失効してしまいます。
臭気測定業務従事者の平均年収はおよそ400万円前後といわれています。
医薬・化学・機械・プラント業界などISO14001を取得した工場・研究所などで
重宝されており、現場では即戦力となる人材が求められています。
様々な悪臭対策として必要視されている職種であり、パネルの選定・試料の採取
試験の実施・結果の求め方など、においに関する全般の責任者として従事するお仕事です。
においを嗅ぎ分けるには繊細且つ研ぎ澄まされた嗅覚が必要ですので健康管理も
大切なお仕事のひとつと言っても過言ではありません。
研ぎ澄まされた熟練の経験を用いて個人事業に展開されたいと思われる方などは
嗅覚スキルと合わせてアロマセラピストなどを開業されるのもよいでしょう。
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