ビル経営管理士(building-manager)

ビル経営管理士とは、賃貸ビルの企画・運営・管理などを行なう資格を持ったビル経営スペシャリストの事をいいます。

賃貸ビルには多数の企業等を始めとする入居者が存在しています。
ビルを管理する為には、不動産理論やビル管理に必要な営業・運営等ビル管理上必要な様々な
金融視点的知識やスキルが必要です。
入居者には入居権利があり、その権利を守らなければなりません。
その点においても、不動産に関わる動向や法的な知識が必要と言っても過言ではありません。

不動産は金融に関わる商品の為、金融商品取引法により法規が定められています。
同法上では「不動産関連特定投資運用業」営業要件として、総合不動産投資顧問業者としての
登録が義務付けられています。
その為、ビル経営事業を営む為には、広範囲の知識を網羅し資格を取得しなければなりません。

ビルの経営・運営・管理資格を有するスペシャリスト、それが「ビル経営管理士」なのです。


「ビル経営管理士になるためには?」


ビル経営管理士になるためには、財団法人 日本ビルヂング経営センターが実施する資格試験に
合格・申請登録し、ビル経営管理士としての資格を取得しなければなりません。
資格試験は択一式筆記試験及び記述試験の2種類が行われます。
択一式試験は、賃貸ビルの企画・立案や営業・運営・管理等大変幅広い範囲の中から出題されます。
記述問題は択一式試験範囲全ての中から出題される記述式試験です。

択一式試験の合格可否を別として同センターでは、毎年4ヶ月間にわたり「ビル経営管理講座」と
呼ばれる通信教育並びにスクーリング講座を任意で実施しています。
この講座は厚生労働省による「教育訓練給付制度」(2割給付)対象として認定されていますので
給付制度を活用する事ができます。
講座を受講する為には、賃貸ビル管理2-5年以上または不動産経営管理5年以上の実務経験が
必要です。
この講座では通信教育での添削の他にテキスト内容に関する様々な内容を現場の講師陣が講義する
スクーリング授業も含まれていますので、プロの経営士となるのに必要なノウハウをしっかり学ぶと
よいでしょう。

ビル経営管理士の平均年収はおよそ500-600万円程度と言われています。
ただし、ビルの入居率状況等によってその収入は異なりますので、多くの経験や知識を持ち
入居率を上げ規模を拡大する事ができれば、その収入は大きく変わってくる事もあります。
ビル経営士資格の他に不動産鑑定士等の資格も取得すれば更に豊富な知識を持つ資格保持者として
不動産業界への転職や起業におおいに役立つ事でしょう。


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