運行管理(motor-vehicle-operation)
運行管理とは、事業用車輌を運転する場合における運転者の勤務スケジュールや健康管理・環境等を管理する業務の事を言います。
事業用車輌の運転を行う業種はバス・タクシー・レンタカー・貨物等、様々な現場で多岐に渡って
います。
運行管理者には、運転を行う従業員が安全に業務を行える環境を整えなければなりません。
近年過剰勤務による過労を原因とした事故や健康被害のニュースが後を絶たず、管理責任を
怠ったとして道交法違反により運行管理者が逮捕されたり事業所が書類送検されたケースも
珍しくはありません。
事業用自動車の運行を行う為には、一定数を越える事業車輌を所有し業務で使用する場合
営業所毎に規定数の運行管理者を選任するよう義務付けられています。
運行管理者は運転者が過剰労働による健康不良を起こす事の無いように配慮し
公正な配車スケジュールを組み運転者の指導に当たらなければなりません。
また運転者が休息・睡眠をとる為の施設環境を整え保守を行う事も必要です。
運行管理を行なうには、校正且つ平等に俯瞰で全体を掌握しなければなりませんので
責任者として従事する為の豊富な経験やマネジメントスキルが必要でしょう。
運転者の健康を守り安全な運行スケジュールや指導を行うスペシャリスト、それが「運行管理者」
なのです。
「運行管理者になるためには?」
運行管理者になるためには、国土交通省認定機関である財団法人 運行管理者試験センターが行う
「自動車運送業運行管理者試験」と呼ばれる国家資格試験に合格し、名簿の登録を
行なった上で運行管理者としての資格を得る事が必要です。
試験を受検するためには、運行管理に伴う1年以上の実務経験を積むか、独立行政法人 自動車事故
対策機構が行う「基礎講習」を受講・修了しなければなりません。
この試験は旅客と貨物の2つに分かれていますので、勤務する企業がどちらに属するかによって
受検する科目が異なります。
バス会社やタクシー会社等で勤務するなら「旅客」、運送会社等で勤務するなら「貨物」を選択すると
良いでしょう。
運行管理者の平均年収はおよそ300†550万程度ですが、資格取得者は責任者として認められるようになりますので、資格手当の受給対象となる可能性もあります。
運行管理者は責任者扱いとなりますので、重責を担う事になりますが、中には経験を積む事により500-800万程度の年収を得ている方もいらっしゃるようです。
バス会社や運送・引越業を営む事業所では経営陣に運行管理者免許取得を条件にしている所も
あるようです。
将来的に責任者や経営者を検討されている方は是非運行管理者資格を取得し、更なるスキルアップを目指すと良いでしょう。
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